東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ 各サイドのおすすめポイント

東京ディズニーリゾート

今回は、東京ディズニーリゾート内にある東京ディズニーシー・ホテルミラコスタに数回泊まった際の体感と経験則によるホテルの様子をレポートします。

東京ディズニーシー・ホテルミラコスタについて

ここではミラコスタの全貌について簡単にご紹介します。

各客室の位置

ミラコスタは位置する客室により、ざっくりと3タイプに分けることができます。

  • ポルト・パラディーゾ・サイド・・・ディズニーシー側に位置する客室
  • ヴェネツィア・サイド・・・ディズニーシー内のゴンドラやタワー・オブ・テラー、ミラコスタのプールなどが見える客室
  • トスカーナ・サイド・・・ディズニーシーと反対側に位置する客室(場合によってはエントランス入ってすぐ、地球儀のある広場が見える客室)

各サイドの値段

客室のランクによって値段はバラバラですが、ざっくり値段別に並べると・・・

ポルト・パラディーゾ・サイド>トスカーナ・サイド>ヴェネツィア・サイド

一昔前は眺望から想像できる通りトスカーナ・サイドがリーズナブルだったのですが、室内を改装し、一番ディズニー色の強い内装となったからか、値段が高くなった印象です。

ディズニーシーとつながっているホテルに泊まるからにはやっぱりポルト・パラディーゾ・サイドに泊まりたい!でも高いから・・・とあきらめるのはまだ早いです。
ポルト・パラディーゾ・サイドに泊まりたいという願いだけでよければ叶えてくれる客室があります。

それは、パーシャルビューの客室です。

パーシャルとは一部や部分的、あるいは不完全などの意味もありますが、ここでは部分的などの意味を取り上げた方がマイナスイメージから少し離れるのではないかと思います。
要は、ディズニーシーに面していますが見える景色は一部分ですよ、という眺望が屋根や壁にさえぎられている客室です。

時期やタイミングにもよるかと思いますが、私が見つけたときはヴェネツィア・サイドよりも安値で予約ができました。(結局アンバサダーホテルのミッキーマウスルームに乗り換えたので、泊まったことはないですが)

ただ、部屋数自体が少ないのか、人気で競争率が高いのかはわかりませんが、滅多に空きを見かけることがありません。私自身、何度かミラコスタのキャンセル拾いをしたことがありますが、パーシャルビューが空いているのを見たのは上記を含め2,3回。
景色にはこだわらないからとりあえずポルト・パラディーゾ・サイドに泊まってみたいという方で、運よく空きを見つけた際はぜひ泊まってみてください。

各サイドについて

続いては各サイドについてもう少し詳しくお話しします。

トスカーナ・サイド

この客室の魅力は写真からもわかる通り、何といってもディズニー色の強さ。
客室の名前にもカピターノ・ミッキーとついています。
カピターノとは船長。航海を思わせる装飾がずらりと並び、まさしくディズニーシーのコンセプトに合った客室となっています。
運よく地球儀のある広場が見える客室に当たらない限り、窓の外に目をやると現実に引き戻されますが、室内ではディズニーシーの余韻に思う存分浸ることができます。

ヴェネツィア・サイド

こちらの客室もよく見るとディズニーですが、全体的にトスカーナよりもシックな配色。

以前泊まった客室からはこのような景色が見えました。

景色もディズニーシーの華やかさより大人な落ち着きのある面が印象に残ります。
ヴェネツィア・サイドというだけあって、ゴンドラ側に位置しているため、エントランスから遠かった記憶はありますが、のんびりとした大人旅におすすめの客室です。

ポルト・パラディーゾ・サイド

何といっても景色を売りにしているので公平感を出すために仕方がないのかもしれませんが、一番複雑なサイド。

パーシャルビュー(前出のとおり、街並みの一部が見える客室)
ピアッツァビュー(ディズニーシーの街並みが見える客室)
ピアッツァグランドビュー(ディズニーシーの街並みとハーバーも一部見渡せる客室)
ハーバービュー(文字通りディズニーシーのハーバー全景が見渡せる客室)

もちろん値段もパーシャルからハーバーにかけて高くなっていきます。
値段は高くなっていきますが、室内の広さは定員人数によって変わるので、内装に大差はないように思います(スペチアーレルームについては別記事にて)。

はっきり言って客室の雰囲気はヴェネツィア・サイドの方が好みです。
でもそんなことはどうでも良いくらい、ディズニー好きにはたまらない景色が窓の外には広がっています。

以前泊まったピアッツァビューから見えた景色。

横に長いホテルなので、同じピアッツァビューでも景色は様々かと思いますが、ハーバーがついていないからと言って全くハーバーが見えないわけでもありませんでした。
視界は欠けますが、ハーバーショーが見られることも。

視界の良しあしによっては客室外から見ることも考えましたが、どんなに視界が悪くてもこの景色からショーを見られるのは今ここに泊まっている私たちだけの特権だと思うと、視界が欠けるのもご愛嬌と部屋から見ることを選びました。

朝は朝で、タイミングが良いとショーの練習風景が見られます。じゃあ真夜中は?というとディスニーシーのメンテナンスの様子を見ることができます。
シーにいても部屋に戻っても24時間心が休まらないのがポルト・パラディーゾ・サイド。
24時間夢の国に浸かっていたい方におすすめです。

予約の取りやすさ

現在あるデラックスタイプのディズニーホテルは東京ディズニーランドホテル、ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ。
繁忙期ともなると、どのホテルもスイートを除いてほぼ満室というのは予約画面でよく目にする光景ですが、その中でも特に満室度合が高いのが、ホテルミラコスタです。
その中でもさらに予約が取りにくい客室タイプをあげるとしたら、やはりポルト・パラディーゾ・サイド。
強気な値段設定とはいえ、そのほかのサイドも決して安いわけではないので、どうせミラコスタに泊まるなら予算をプラスしてディズニーシー側に泊まりたいという心理にもうなずけます。

そんな予約の取りにくさに定評のあるホテルミラコスタ。

最後に私の予約の取り方をご紹介。
といっても紹介するほどのことでもありません。
仕事柄何か月も前から休みが取れないので、休みが決まったらキャンセル拾い。
ひたすら公式サイトを覗くだけ。
スマホを開くたびにとりあえず公式サイトを覗きます。
公式サイト以外で予約をしたことがないので比べようはありませんが、私は融通の利く公式サイト一択です。
ディズニーホテル内での変更は変更料などかからないので、希望の客室が空いていなくても、ひとまずここなら、という客室を予約。希望の客室が空いたら乗り換えることができます。

以前、初めてミラコスタに行こうと思い立ち、1か月ほど前から初めてのキャンセル拾いに挑戦したところ、まったく空きが出ず辟易。予定日の2週間ほど前にようやくキャンセルを拾うことができ、ディズニーシーに行って気づいたのですが、その日はディズニーシー15周年イベントが始まって最初の土日でした。
このように土日祝日以外にもさまざまな要因が重なって、予約の取りにくさは変わってきます。

が、キャンセル理由は人によってさまざま。
どんな時でもキャンセルが出るときは出ます。

行きたいと思い立ったら、キャンセル拾い、ぜひチャレンジしてみてください。
素敵なディズニーライフを!

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