奥入瀬渓流散策にぴったり 星野リゾート奥入瀬渓流ホテル

星野リゾート

2018年7月に訪れたのは、青森県にある星野リゾート奥入瀬渓流ホテル。
そんな渓流沿いにある国内唯一のリゾートとうたっているホテルに泊まり、渓流を散策した様子をレポートします。

客室 なごみ和室

敷き詰められた畳に、間接照明に、広々としたソファに...とくつろぎ要素満点の室内。
4人まで泊まれて44㎡、2人で泊まるには十分すぎる広さでした。

畳なのにベッドでいいとこどり。マットレスは聞いたことのある高級そうな名前のエアウィーヴらしい。

お花まで活けてありウェルカムムード満載。

洗面台。アメニティは一通りそろっている印象。
ぱっと目につかないところは年季の入った部分も感じられましたが、デザインはモダンで清潔感があり、あまり気になりませんでした。

飲み物も一通りそろっています。

備品・・・加湿空気清浄機、シャワーブース、ウォシュレット付きトイレ、液晶テレビ、電気ケトル、冷蔵庫、金庫

ロビー 森の神話

岡本太郎作森の神話が目を引くロビーでいただいたのは幸福りんごのミルフィーユ。既存の概念を覆す見た目ですが、想像以上にジューシーなリンゴにサクサクのパイの組み合わせは間違いのないおいしさ。

そのほかのスイーツも一風変わった話題性抜群のビジュアル。
お味も気になるところです。

夕食

晩御飯はリンゴキッチンでビュッフェ。

リンゴの飾りにリンゴセラーとリンゴ尽くし。

料理は北海道が近いとあって海の幸がたくさん。

自分で丼を作れるコーナーもありました。

できたてアップルパイ。まさしく求めていたリンゴ料理。
アツアツで美味でした。
隣にソフトクリーム機があり、ソフトクリームと一緒に食べることもできます。

青森といえばのせんべい汁もせっかくなので味見。
もちもちでした。

リンゴは好きですが、リンゴ料理にはあまり惹かれないので、リンゴばかりが使われたファンシーなメニューだらけだったらどうしよう...と食事だけが心配でしたが、まさしく杞憂。普通においしくいただくことができました。

朝食

朝食も同じくリンゴキッチンにて。

朝っぱらにもかかわらずライブキッチンでは4種類も料理がありました。 ホタテのラーメン、
リンゴのパンケーキ、
搾りたてのリンゴジュース、
そしてホテルメイドのオムレツ。

ジャムの種類が豊富。

朝から贅沢な海鮮三昧。青森出身の方が、青森行ったらイカを食べろと言っていたので、しっかり食べてきました。

変わりどころといえばリンゴチップス。 三種類のリンゴチップスがあったので、食後のおともに食べ比べ。

夕食に比べて朝食はリンゴ多めな印象でしたが、朝食メニューにはリンゴが合うものも多く、青森のリンゴを存分においしくいただくことができました。

奥入瀬渓流散策

初めての渓流散策だったのであまりイメージがわかず、とりあえず濡れそうだからサンダルで行ってみようかと思っていたのですが、数日前に大雨が降ったらしく、長靴をお勧めされました。
ホテルには長靴の貸し出しもあり(現在も貸し出しがあるかどうかはホテルにてご確認ください)、結果的にものすごいぬかるみだったので、長靴は大正解でした。

ホテルからは雲井の滝まで行く無料のバスが出ていたので、それに乗り、手前の三乱の流れ停留所で下車。そこから雲井の滝を目指して渓流散策。

一緒に降りた方はほとんどおらず、散策中見渡す限り無人な場面が何度もありました。
皆さんどこで降りたのでしょうか。
雲井の滝まで思いのほか距離があったのと、あまりに無人すぎるのと、看板らしい看板も見当たらないので遭難している気分も味わいましたが、渓流に沿って歩けばゴールに着くと信じ、自然とマイナスイオンに包まれながらひたすら歩きます。
大雨の影響で渓流の水の量が多いのと濁り気味らしいのですが、普段を知らないので特に問題はありませんでした。

コダマの一匹や二匹紛れてても不思議じゃないほどの自然具合。

結局2時間近く歩いて、ようやく雲井の滝に到着。

雲井の滝からはホテルに戻るバスが出ていたので、それに乗り込み、ホテルに戻ります。
時には五感を自然で包みたい、そんなときにぴったりの散策コースでした。

まとめ

もともとあった建物をリノベーションして星野リゾートのホテルに生まれ変わったらしく、目を凝らすと年季が入っている様子も感じられましたが、清潔感があり、過ごしやすい館内でした。
そもそも関東から交通費込みで4万円ほどのプランだったので、それで青森まで行けて星野リゾートのホスピタリティを味わえると思えば十分すぎるホテルです。

懸念点としては、八戸駅で降りてから奥入瀬渓流ホテルまでバスで1時間40分ほどかかること。
さんざん新幹線に揺られ、さらに長時間バスに乗って、となると小さなお子様を連れての旅行は大変かな、という印象。
専用のバスがあるのでお金はかかりませんが、1日1本なので融通も利きません。
が、青森観光目的ではなく、純粋にホテルと渓流を楽しむ分には全く問題ありませんでした。
ホテル内でも青森を感じられる場面はたくさんありましたので、興味のある方はぜひ行かれてみてください!

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